社長のあいさつ
「社長から応募者の皆さまへメッセージ」
■見えない場所にある 大切なモノ
株式会社三進は1961年創業者の祖父 斉藤 又次郎が設立。
人が生活する為に必要な水回りの仕事は時代が変わってもなくならないとの思いで福井県から大阪へ移り水道工事を始めます。 当時の福井県で得ることが出来た収入では、子供を進学させることが出来なかったことが最も大きな動機だったと聞きます。 学がなかった祖父は、どうしても子供たちに学ばせたかったとのこと。 小柄だった祖父は重たい配管も一人で担ぐ馬力と根性があり、誰にも負けない努力で会社は少しずつ成長していきました。
1989年に2代目として父 斉藤 昭一が代表取締役となり、会社は沢山の職人さんが在籍する関西でもトップクラスの機動力を持つ会社へと成長しました。
大手の得意先で一番の協力会社になることを目標に掲げると同時に、 共に歩む協力会社さんや同業他社含め全ての関係会社が良くなることを目指し様々な活動を行い、 実績を積み重ねました。2013年に3代目として私 斉藤 竜久が代表取締役として就任させていただき、改めてこの 「建築・ものづくり」の素晴らしさを広げていきたいと強く思いました。
私が今でも忘れない新入社員の頃の思い出話です。
何もない所から大きなビルが建設され、その建設された大きなビルの中に沢山の配管工さんが配管を繋ぐ作業を行いました。 1年ぐらいの工事期間を経て、私はビル完成前の試験を行う為、屋上の蛇口を捻った所、その蛇口から 「綺麗な水」 が出ました。 その感動は今でも忘れません。
毎日当たり前に使う水が、 当たり前ではなく、沢山の職人さんたちの毎日の積み重ねがその当たり前をつくっていました。 普段、見ることがない天井裏や、壁の中、 床下などに沢山の配管があります。 深く知れば知るほど、その見えない配管工事を行うには職人としての技能と知識が必要でした。
私はその技能と知識をしっかりと学べる場をつくり、普段見えない場所にある大切なモノにプライドを持って仕事ができる一流の職人集団を目指したいと考えています。
そんな仕事を一人でも多くの仲間と共に、一つでも多くの現場を創っていきたいと思っています。